「在宅ワークを始めよう!」と思い立った筆者は、スキルを身につけるべくプログラミングの勉強を始めました。
ドットインストールで学び、エンジニア案件に応募しては落ちる、の繰り返し。
つづけていく内に「プログラミングの勉強がなにに繋がるん?」とわからなくなり、1銭も稼げず半年で挫折。
その後はWebサイト制作をやろうと、HTMLとCSSを学びますがまたもや挫折。笑
学ぶだけでは稼げず焦りにつながってしまい、クライアントワークを始めたところ、経験やスキルが少しずつ積み上がり3か月で5万円稼げるようになりました。
そんな今回は、在宅ワークで5万円稼ぐための3ステップをご紹介します。
![](https://ramunenokurashi.com/wp-content/uploads/2023/02/記事を書いた人.png)
5万円稼げたからといって贅沢はできませんが、スーパーで家族の好きなものが買えたり、しんどいときは外食に行く余裕ができたりと、忙しい日々を気楽に過ごせるようになりました。また、お金を稼ぐ大変さを改めて感じ、気持ちにもゆとりができ夫婦仲も円満になったように感じます。
5万円稼ぐことは決して簡単ではありません。しかし、ポイントをおさえるだけでスキルの積み上げ方のスピードは変わります。筆者の苦い過去を参考に、ぜひ最後までお読みください♪
もくじ
在宅ワークに必要なスキル3選
前提として、必要最低限のスキルを3つ紹介します。
「在宅ワークをしよう」と思い立ってから1年経ち、わかったことは稼ぐために特別なスキルは必要ない、ということです。
もちろん応募する案件や職種によりますが、クラウドソーシングサイトでは資格がなくても応募できるものが多いです。そこでどんなスキルがあると役立ったのか、を紹介します。
クラウドソーシングサイトとは?
「仕事を探してる人」「仕事を依頼したい人」双方をインターネット上でつなぐサービス。
クラウドソーシングを使えば、在宅ワーク初心者でも誰でも稼ぐことが可能。
1.基本的なパソコン操作
クラウドソーシングサイトで一般募集されている案件で、Excelのif関数や自動マクロ、Wordの差込印刷やオブジェクト挿入は使ったことありません!(ここでいう一般募集とは、資格不問、経験不問の案件を指します)。
案件によって異なりますが、募集要項に「基本的なパソコンスキル」と記載されているものは、必要ないことがほとんど。
しかし、長期的に仕事する場合ゆくゆくは必要になることがあるため、面接時などに必ず確認しましょう。
筆者がいままで求められた、基本的なパソコンスキルを経験ベースに紹介します。。
パソコン操作 | 早さよりも正確にタイピングできるか、ZoomやGoogleMeetなどのビデオ会議は使えるか Googleドキュメント、スプレッドシートなどフォーマット化されたシートへの入力はできるか |
Excel | セルの書式設定、フォーマット化されたシートへのデータ入力、sum関数、上書き保存など |
Word | データ入力、文字装飾、挨拶分ウィザード、画像挿入 |
クライアントや案件によって異なりますが、上記内容が理解できるなら問題ないと思います。
もしわからなくても、インターネットで調べたら出てくるものばかりなので、そう心配しなくても大丈夫です。
2.相手に合わせたコミュニケーション
オンライン上で完結する在宅ワークですが、画面の向こうに相手がいることを忘れてはいけません。
手軽にできる在宅ワークですが参入壁が低いぶん、忘れがちな方が多い印象です。
「報告」「連絡」「相談」をクライアントに合わせた適切なタイミングでおこなわなければなりません。
クオリティの高い納品物を提出することはもちろん、心地よいやり取りができるかどうか、も同じくらい大切です。
筆者が意識していることは以下の通りです。
- 少ない情報の中からクライアントの意思を汲み取る
- 連絡するときはできるだけ簡潔に
- 質問はクローズドクエスチョンにする
クローズドクエスチョンは相手に回答の選択肢を与えることで、
✖ ここに画像挿入しますか?
〇 画像は①②いずれかを挿入しようと思います。どちらにしましょうか?
✖ 日にちはいつがいいですか?
〇 5月xx日、xx日、xx日の10時~13時 いずれかでご都合のよい日はありますか?
などのように、相手に「じゃあこの日で!」と回答を選んでもらう形の質問です。
日にちはいつがいいですか?と聞いてしまうと、やり取りの回数が増え相手に負担をかけてしまいます。
あくまで例えですが、やり取りの回数を減らすことを意識するだけで、コミュニケーションはスムーズにいきますよ!
3.ビジネスマナー
気軽にできる在宅ワークとはいえ、仕事です。仕事である以上、ビジネスマンとしての立ち振る舞いは絶対に意識しなければなりません。
「在宅ワーク初心者にビジネスマンなんて…」と思うかもしれませんが、初心者だからこそプロ意識を持たなければ、継続は難しいと考えてください。厳しいことですが、これは筆者の失敗談なのです。
クラウドソーシングサイトで仕事し始めた頃、継続はできないし低単価で疲弊する日々。「辞めよう」と思っていたのですが、考えてみると”初心者だから許して”みたいな気持ちがあったんです。
「これじゃあかん!」と意識を改めたところ、単価アップをクライアント側から提案してくれたり、継続してくれたりと物事が好転していきました。
なかでも筆者が意識していることは、
- 愛想をよくする
- 即レスする
- 言葉遣いには気をつける
テキストコミュニケーションだけでも人柄は出ると思っていて、相手が嫌な思いをしない言葉を遣ったり、早めの返信を心がけたりすることで「誠意」は伝わります。
顔が見えない在宅ワークだからこそ、誠意の伝わり方を意識すると疲弊せずに仕事が楽しくなりますよ。
在宅ワークで実務的なスキルを身につける方法
前章でご紹介したものは必要最低限のスキルです。本章では、実際の業務に関わるスキルの身につけ方をご紹介します。
1.クライアントワークで学ぶ
実際に手を動かさないとスキルは身につきません。筆者はエンジニアの勉強から始めましたが、次第に「何のためにやっているのか?」とモチベーションが下がるだけでした。
インプットだけでは内容が頭に入らず、勉強することが苦になり、稼げないイライラも相当なもので。当時は焦燥感に駆られてしまいました。
抜け出すべく、筆者が行ったのはクライアントワークで学です。
- クラウドソーシングサイトで案件に応募する
- わからない部分は調べながら仕事する
- 手を動かすことで疑問が次々出てくる
実際に手を動かし始めたら、勉強したことの2割も頭に入っていないことに気づきました。
クライアントワークを始めたことで充実感が一気に増し、楽しくなりました!
「アウトプットするまでがインプットです!」
2.スキルが足らなければ独学で学ぶ
クライアントワークを続けていると不明点がどんどん出てきます。さらに、クライアントから新たな案件をお願いされたり、別の仕事を紹介されたりと、いままでのスキルでは間に合わなくなりました。
筆者の場合は「デザインお願いしたい!」と未知の分野を依頼され、せっかくのチャンスを棒に振りたくなかったため「やります」と即答。急いで図書館へ走り、デザインに関わる本を片っ端から借り、猛勉強しました。
仕事の内容によっては資格が必要だったり、スキル不足で迷惑かけてしまったりすることがあるため、断る勇気をもつことも大切です。しかし、できそうであればチャレンジすべきだと思います。
3.限界を感じたら課金して学ぶ
あくまでも筆者の考えですが「必要なら課金して学ぶべし」と思っていて、稼げず不安なまま進むのなら、お金を出して成功してる人の近くに身を置いています。
もちろん、課金なんてしなくてもセンスある方は稼いでいますし、無理してお金を払おう!というわけではありません。筆者は不器用なもので、遠回りしすぎて苦しい思いが続いたものですから……泣。
筆者が課金しているものは以下の通りです。
- WritingHacks
- カナコさんのマンツーマン講座
- オンラインサロン(Webライターラボ、おうち秘書サロン)
筆者はライターの仕事をメインで請け負っているため、WritingHacksでSEOの基礎を学び、カナコさんのマンツーマン講座で文章のクセを修正していく。オンラインサロンで横のつながりを作る、といった感じです。
スキルレベルや考え方は人によってさまざま。「こうでなければならない!」なんてことはありません、あなたの考えと大切になさってくださいね!
5万円稼ぐ在宅ワークの3ステップ
筆者が5万円稼ぐまでに歩んできた3ステップをご紹介します!
経験したことのあるジャンルに応募する
未経験ジャンルに挑戦する
苦ではないもの、好きなものに的を絞る
1.経験したことのあるジャンルに応募する
まずは在宅ワークの流れを掴むために、経験したことのあるジャンルに応募しましょう。
初心者のころ、案件選びにすごーく悩んで「結局応募できなかった」ってことはあるあるでした。
また在宅ワークを始めたばかりの頃は子育てと仕事の両立がとにかく難しく、未経験ジャンルに挑戦する余裕なんてありませんでした。
両立に慣れる意味でも、経験したことのあるジャンルを見つけたらすぐ応募しましょう。
・オンライン営業サポート
・法人営業経験を活かしてBtoB記事
・飲食店時代の経験を活かしてコーヒーマメ知識コラム
・汚部屋から脱却した経験を活かして断捨離系アカウントSNSサポート(画像作成)
他には、妊娠・出産・育児の経験を活かしてママ向け記事などに応募しました。
2.未経験ジャンルに挑戦する
「在宅ワークはこんな流れでやるのね」と、なんとなく慣れてきたら、未経験ジャンルに挑戦してみましょう。筆者が挑戦したジャンルは以下の通りです。
・不動産コラム
・YouTubeシナリオ台本
・バックオフィスの秘書業務
ひとくちにWebライティングといっても種類はさまざまで、SEO記事からコラム、シナリオなど多岐にわたります。なにか1つのジャンルに特化するのもいいですが、初心者だからこそ未経験ジャンルにどんどん挑戦していくべきだと思います。
つらい経験もあるかもしれませんが、将来の布石と考えて挑戦していきましょう!
3.苦ではないもの、得意なものに集中する
浅く広く経験したら、自身が続けていくなかで苦ではなかった、好きなジャンルに集中して応募しましょう。自分が進むべき道が見えてくるはずです。
収入の柱を1本ずる確立し、増やしていくイメージ。自身の得意ジャンルや苦ではないものがみえたら、徐々にその道を極めましょう。
・不動産コラム
・子育て記事
・秘書業務
現段階ですが、上記のジャンルに落ち着きました。もちろん、これからも新しいジャンルに挑戦していきますし、違うお仕事もやってみたいと思っています。
スキルを身につけるには手を動かしながら、自身で考えて答えを探しつづけなければなりません。
新しいことにチャレンジするなら「吸収できるものは、すべて吸い取る!」くらいの勢いでがんばりましょう!
在宅ワークで5万円稼ぐのは大変!だけど……
正直、スキルなしで5万円稼ぐのは簡単!とは言い切れません。
筆者はすごーく遠回りした結果、最近になってようやく稼げるようになりました。
保育園に預けられない、子育てをもっと楽しみたい、事情があって働きに出られない。
事情はそれぞれあると思います。
在宅ワークを始めると違う悩みが出てきますが、それでも子育て以外の悩みがあることはやりがいを感じ、自分の心に余裕もできました。在宅ワークを始めて良かったなと思います!
なにかを始めたからといって、最後まで極める必要はないと思っています。現に筆者はライター、ブログ秘書とジャンルはさまざまです。新しいジャンルに挑戦するなかで「好きだと思っていたものが実は苦手だった……」その逆に「苦手だと思って避けていたものが好きだった!」などは手を動かさなければわかりません。
![](https://ramunenokurashi.com/wp-content/uploads/2022/10/らむね笑顔.jpg)
筆者もまだまだチャレンジ中です。一緒にがんばりましょう!
そのときできる精一杯のことを最大限出し切る、この姿勢は大切です!