【今どき高卒ってやばい?】高卒がやばい3つの裏話と高収入を得るための5つの行動

「大卒以外は稼げないの?」
「高卒がなぜ損するのか理由が知りたい」
「大学行かなかったことを後悔してる…」

と、考えていませんか?

そこで今回は「高卒がやばい」と言われる理由をご紹介します!

実際に筆者は、大学を中退したので最終学歴は高卒です。
その後はスキルアップ目的で転職を3回経験し、最終的には平均以上の年収を得られました。

この記事で分かること 💡

・高卒で就職すると年収が上がりにくい理由
・大学に行かなかったことを後悔しないマインド
・高卒で高収入を得るために取るべき行動

などを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事を書く私は、大学を中退したあとに就職活動をスタート。
当初は年収150万円から最終的に年収500万円以上まで上がった経験があります。

らむね(@ramune_ramulife

結論:「高卒やばい」は気にしなくて良い

結論からお伝えすると「高卒はやばい」と言われたとしても、気にする必要はありません。
なぜなら高卒だからといって稼げないわけでもなく、不幸になるわけでもないからです。

とはいえ、周りの意見は気にしなくて良いと頭では分かっていても、ネガティブに捉えてしまいます。自分を変えたい気持ちが出ても、出世や転職する行動に移せないまま「自分には無理」と諦めてしまいます。

私も実際「高卒だから…」と言い訳ばかり言っていました。

高卒がやばいという現実を知るのが怖くなり自分と向き合わなくなります。
すると、どんどんネガティブな方向に引っ張られてしまうので、まずは現実を知ること。
そして高卒のメリットを分かったうえ、この先の人生をどう歩んでいくか考えることが重要です。

高卒がやばいと言われる3つの理由

まず「高卒やばい」と言われる理由は何なのか、なぜ大学を卒業したほうがいいと思うのか。3つの理由を紹介していきます。

3つの理由
① 選択肢が限られる
② 生涯年収が減る
③ 出世しにくい

それぞれ解説するので、参考にしてみてくださいね。

1. 選択肢が限られる

高卒で就職する場合は、選択肢が限られます。なぜなら、応募先企業を1社に絞らなければならないからです。高卒の新卒採用には「1人1社制」というルールがあり、1人の生徒が応募できる企業は原則1社のみとなります。

✔ Check
・高校生の就職活動は「学校斡旋」
・学校側が推薦しないと応募できない
・このルールの1つが「1人1社制」
・学校に送られてくる求人数が少ない
・基本的に成績順で決められることが多い
・内定をもらえなかった場合は2社目を受けられる

出展(厚生労働省)
令和2年度「高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」

そもそも高校に送られてくる求人数が少なく、仕事の選択肢が限られてしまいます。また推薦の多くが成績良い順のため、企業を選ぶことは難しいといえるでしょう。そのため「高卒は仕事が選べない」と言われる原因に。

仕事が自由に選べないため「やりたい仕事ではない」とやる気が出ない人は多いようです。また条件良い求人を見つけたとしても、応募条件が「大卒以上」となっていると応募できません。

そのため選択肢が狭くなり、高卒で就職したことを後悔してしまいます。

2. 生涯年収が減る

つぎに、高卒と大卒では生涯得られる年収にも影響します。

高卒初任給男女平均:約17万円
大卒初任給男女平均:約21万円
生涯年収(高卒男性)2億1,300万円
生涯年収(大卒男性)2億6,900万円
独立行政法人労働政策研究・研修機構『ユースフル労働統計-労働統計加工指標集-2021

生涯年収というのは「新卒入社から60歳までの収入」を指します。
初任給で比べると月約5万円と大差はないように感じますが、ボーナスで考えると40万円の差が広がります。

生涯年収にすると、高卒・大卒では5,600万円の差になり、大卒のほうが生涯で得られる年収は高いというのは紛れもない事実。

この差は一生埋まることはなく、出世するスピードも大卒のほうが早いため差は年々広がってしまいます。

3. 出世しにくい

そして高卒・大卒と比べると出世スピードは大きな差があります。なぜなら、未だに学歴が重要視されているから。大企業・有名企業ほど学歴格差は、根強く残っている傾向があります。

学歴と出世との関わりは古くから存在します。大企業はかつて「学閥」があったといわれ、特定の大学出身でないと係長止まりだといわれていました。

学閥とは、同じ学校の出身者・学派によって作られる派閥のことです。

学閥はバブル崩壊をきっかけに、学歴を重視した人事はなくなりました。ですが、完全になくなったわけではなく、学歴を優先した人事が現代でも行われていることは事実です。

高卒の方が大企業に就職し、順調に出世しても課長止まり。「部長」「本部長」以上の出世は難しいと言われています。

そもそも高卒の方を出世要因として採用してない企業も…。

ここ最近の求人情報などでは「学歴不問」という記載は多いですが、これは表向きの建前に過ぎません。実際には学歴を重視して採用活動を行う企業がほとんど。

ですが、人事の評価制度が変わりつつあり「成果主義型」を取り入れる企業が多くなりました。学歴とは関係なく、結果重視で評価してもらえるため大卒に勝てるチャンスといえるでしょう。

とはいえ、成果主義評価を取り入れている企業は少なく、浸透しているとは言えません。そのため学歴による出世スピードの差は今後も続き、大学へ行かなかったことを後悔してしまうかもしれません。

高卒で就職する3つのメリットとその理由

さて、高卒やばいと言われる理由を掴んでいただいたところで、高卒で就職するメリットについても知っておきましょう。

高卒で就職するメリットは状況により変わりますが、ほとんどの人に共通する点を3つご紹介します。また、あわせてその理由もお伝えしていきます。

3つのメリット
① 進学費用がかからない
② 会社が育ててくれる
③ 転職でキャリアを築ける

1. 進学費用がかからない

まず、高卒で就職すると大学へ進学する費用はかかりません。大学へ進学するには、入学費・学費だけでなく教材や交通費もかかります。上京するとなると、下宿費用も用意しなければなりません。

学費を自分で支払う場合は、負担が大きくのしかかってきます。金銭的に余裕のある家庭であれば問題はありませんが、勉強とアルバイトの両立は難しいもの。

授業もあるから、フルで働くわけにもいかないし…。

また大学生になると生活リズムは一変し、慣れるまで時間がかかります。勉強とアルバイトの両立は難しく、生活するだけでやっとの日々を送らなければなりません。大学生活を楽しむことなく、アルバイトに明け暮れるなんてことも少なくないようです。

その点、高卒で就職すると進学などの費用は気にすることなく仕事に集中できます。

2. 会社が育ててくれる

高卒新卒で就職すると、企業から手厚い教育を受けられるのは大きなメリットと言えるでしょう。なぜなら高校を卒業したばかりの10代の新入社員が、即戦力になるとは考えていないからです。

そのため、企業側は研修・教育を充実させることで「一人前の社会人」に育てることを計画しています。

新入社員を迎え入れる企業側としては、少しでも長く働いてくれる人材を望んでいます。社会人に必要なマナー・PC操作など基本的な部分から教育してもらえるでしょう。

働く中で疑問が生じても先輩が丁寧に教えてくれるなど、安心して働くことができます。もちろん受け身になってはいけませんが、高校卒業したばかりの新入社員を受け入れるべく体制を整える職場も多いです。

また、ビジネスを知らないまま入社することは企業側もよく理解しています。この事実から、高卒の新入社員に対して高いポテンシャルを見込んでいるということです。

3. 転職でキャリアを築ける

そして高卒新卒で就職した場合、社会人歴を大卒と比べると4年先輩になります。

社会に出て働くことは、学生の間では経験できない貴重なもの。仕事を通して得たスキル・人間関係は今後の人生で役に立つ、一生モノの財産と言えます。そのため社会人としての経験を4年も積み重ねてきた差は、大きなメリットといえるでしょう。

また、新卒で入社した会社が合わない場合、20代前半で転職することができます。

中途採用となると、やはり年齢は若いほうが有利といえます。より良い条件・成長性のある企業への転職に成功する確率も高まり、若いうちからキャリアを築くことが可能です。

ポイント
・20代の失敗経験は貴重な宝
・20代で多様な価値観を知る
・失敗をしても若さから穏便に済まされる
・考えが偏らずフラットに物事を見る力
・キャリアの土台が固められ、稼ぐ力が増す

若いうちからの社会人経験・転職によりキャリアを築くことは高卒の一番のメリットです。20代前半で自分に合ったキャリアの方向性が定まることで、理想のキャリア・生活を送ることができます。

高卒で高収入を得るために取るべき5つの行動

では「高卒やばい」と言われないためにはどうすれば良いのか。それは「高収入」を得ることです。平均より稼げるようになると貯蓄が増え、心にも余裕が生まれます。

一方、お金がないと考えが狭くなり「高卒の私じゃ稼げない。学歴のせいだ…」と思い込んでしまいます。そうならないために高収入を得るために取るべき5つの行動を紹介します。

5つの行動
① 1つの会社で出世する
② 副業で年収を上げる
③ 高卒で勝ち組になれる職種
④ 転職はベンチャー企業も視野に入れる
⑤ スキルを掛け合わせて市場価値を高める

1. 1つの会社で出世する

新卒で入社した会社に長く勤めることで、出世しやすい有利な状況になります。

・キーマンを理解できる
・評価を積み上げて信頼関係を築く
・要領良い人になることで出世しやすい

長く勤めることで「評価してもらうべき人」が理解できます。なぜなら人事構造が分かり、評価する人が誰なのか明確になるからです。

直属の上司に認めてもらうイコール出世につながるとは限りません。
会社で評価を得るには「伝えるべき人に伝える」ことが重要になります。

そのため、あなたの頑張りが会社に伝わらなければ、昇進・出世が難しく自分自身のモチベーションも下がってしまいます。

また、会社という組織で出世を目指す以上は「要領良い人」になる必要もあります。管理職になるということは物事をうまくさばきつつ、人とコミュニケーションを取り続けなければなりません。

出展:「要領よく出世する人」村上賀厚【著】

要領良い人になるには、自分が上司になったつもりで「どんな部下だと助かるのか」を意識すると、具体的に動きやすいでしょう。また今の会社で出世するつもりがなくても、意識するだけでも自分のスキルアップに繋がります。ぜひ試してみてくださいね。

2. 副業で年収を上げる

次に出世が見込めないのであれば、副業で年収を上げましょう。勤めてる会社が「学歴を重視する」場合、出世は難しく給与は上がりづらいと考えられます。会社の収入だけに頼らず、副収入を得ることでお金に余裕が生まれ、貯蓄に回すことも可能です。

そこでオススメなのがPC1台でできる在宅の副業。

在宅副業のメリット
・本業と両立しやすい
・インターネット上で完結できる
・顔、本名を出さなくてもOK
・いつでも、どこでもできる

他にオフィスやお店に出勤しなくても良いなども、在宅副業のメリットと言えるでしょう。

在宅副業は対面することなく仕事を受注できるとはいえ、立派なビジネス。本業と両立ができるものを選ぶことで長く続けやすいですよ。

オススメの在宅副業

データ入力は単純作業かつハードルが低いため始めやすいです。Webライターは3か月間は稼ぎづらいですが、慣れてくると単価が上がり、本業と同じくらい稼げる可能性があります。

また動画需要が高まりYouTube関係の案件も増えており、編集ソフトを触ったことある人にはオススメです。

案件獲得の方法はクラウドソーシングを使うことで仕事が得られます。

クラウドソーシングとは、企業や個人事業主がインターネット上で業務を発注するWebサービスのこと。ランサーズやクラウドワークスなどが有名です。

在宅副業はすぐ稼げるような即金性の高いものは少ないですが、コツコツ続けることで単価は確実に上がり、副業が本業になることもあります。

また、誰にでもできる小さなスキルだったとしても、積み上げることで立派な武器になり自分で仕事を選べるようになるでしょう。

まずは本業と両立できるよう、コツコツ在宅副業を始めてみるのも良いかもしれません。

3. 高卒で勝ち組になれる職種

まず前提として「勝ち組」とは何を指すのかをお伝えします。

✔ Check
・学歴が重視されない
・中途採用でも出世できる
・高収入が得られる
・需要がある職種に就く

勝ち組とは社会的・経済的に成功した人。いわゆる裕福や地位が高い人を指します。すなわち高収入を得ることで勝ち組とみなされるわけです。そのためには学歴に関係なく、平等に正当なチャンスが貰える企業を選ぶことが大前提とされます。

高収入を得られる職種

IT業界は世の中の需要は高まる一方、人手不足に悩まされています。そのため学歴は関係なく積極的に採用をおこなっており、未経験者歓迎の会社も多いです。またIT需要の拡大が続いており、年々IT化に取り組む企業は増えています。

IT業界の平均年収は438万円と、全職種の平均より35万円上回っています。高卒かつ中途採用でもスキルを積み上げることで年収は確実に増えていくでしょう。

営業職はインセンティブがあり、完全実力主義の世界です。中でも不動産はインセンティブ報酬が高いことが特徴とされています。また人材の流動性が高いと言われており、高卒かつ未経験でも採用してもらいやすいです。

とはいえ、高収入を得るには「成果を残し続ける」ことでもあり、最前線で走り続けなければなりません。最初からうまくいくほど簡単ではなく、成果が給与に反映されるため収入が安定しないリスクもあります。

そのため本業で高収入を得るのか、副業で年収を上げるのかを立ち止まって考えてみることも大切です。

4. 転職はベンチャー企業も視野に入れる

これはメリット・デメリットがはっきり分かれますが、もし転職活動をするならベンチャー企業を選択肢の1つとして考えるといいでしょう。なぜならベンチャー企業に就職すれば「やる気と実力」さえあれば高収入も夢ではないからです。

ベンチャー企業とは
新しい事業・サービス・ビジネスを展開かつ設立は数年程度にある企業のこと。資本金などで明確な基準はありませんが設立は数年程度と成長過程にある企業を「ベンチャー企業」と呼ぶことが多いです。

まずはベンチャー企業のメリット・デメリットをお伝えします。

メリットデメリット
実力主義1人で二役三役こなす
0→1の経験ができる受け身の状態では続かない
経営陣との一体感給与が安定しない
チャレンジできる環境福利厚生が充実していない
給料が倍になる可能性高いレベルが求められる

ベンチャー企業に転職する最大のメリットは給料が倍になる可能性があること。また生み出したサービスが世の中で評価され、会社が成長すれば「社会への貢献」を実感できるでしょう。

一方、デメリットは仕事の範囲が広く、1人で二役三役もこなさなければなりません。そのため入社して間もない頃は仕事が選べず過重労働になってしまいます。
また、育児休暇などの福利厚生が整えられていないことも多く、メリット・デメリットをよく検討しましょう。

とはいえ、ベンチャー企業は前触れもなく急激に成長することがあります。そのため成長度合いに伴い福利厚生などの待遇が見直されるかもしれません。

5. スキルを掛け合わせて市場価値を高める

そして最後は、スキルを掛け合わせて自分自身の市場価値を高めることで、高収入が得られる可能性もあります。

市場価値とは
自分を商品として考えたとき、世の中から見た価値のこと。「他社からみて自分は価値があるかどうか」ということです。

スキルを掛け合わせることで高まるのは市場価値だけではありません。「希少性」も高まり、他社から見たときに価値のある、唯一無二の存在となります。

✔ Check
・自分で働き方を選択できる
・昇進、出世しやすくなる
・希望通りに転職できる
・独立、起業がうまくいく可能性がある

市場価値を高めると「自分で働き方を選択できる」ようになり、1つの会社に依存しない生き方ができます。昇進・出世は決して簡単ではありませんが、市場価値が高まるとスムーズに話が進むこともあります。なぜなら会社側が退職させたくないと考え、新たなポジションを用意してもらえる可能性があるからです。

市場価値の高め方
・20代で経験とスキルを増やす
・新しい環境へ飛び込み続ける
・今の市場で求められるスキルを見極める
・転職をくり返し希少価値の高い人材に

何より意識すべきは「今の市場で求められるスキル」を見極めること。なぜなら今の時点で需要があるものでも、5年後には違うスキルが必要になる可能性があるからです。

テクノロジーの進化により求められるスキル・知識は変わっています。目まぐるしいスピードで変わる世の中に対し、今の市場ではどういった希少性が高いのかを意識し、しっかり見極める力が必要になります。

市場価値を高めることで「高卒やばい」なんて言われたとしても、気にならなくなりますよ!

まとめ:市場価値を高めて「高卒やばい」なんて言わせない!

本記事の要約

・結論:「高卒やばい」は気にしなくて良い

・高卒はやばいと言われる3つの理由
① 選択肢が限られる
② 生涯年収が減る
③ 出世しにくい

・高卒で高収入を得る5つの方法
① 1つの会社で出世する
② 副業で年収を上げる
③ 高卒で勝ち組になれる職種
④ 転職はベンチャー企業も視野に入れる
⑤ スキルを掛け合わせて市場価値を高める

これだけでも大卒に負けない収入を得ることはできますよ。辛い出来事があったとしても、その先で得られるメリットを理解しておけば、必ず乗り越えられますよ!

固い意志とブレない心を持ってがんばりましょうね!最後までお読みいただきありがとうございました。

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しいやん
転勤族フリーランス╎名古屋→愛知→大阪吹田╎夫についていきたい、家族もキャリアも諦めたくないのでフリーランスに╎女性のライフスタイルに合わせて働く╎孤独なワンオペ生活を変えたい方の背中を押せたら嬉しいです♪